GREENING co.,ltd.

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環境配慮型の施設運営のための実証実験に 不動産ESG管理ツール「EaSyGo」の導入を決定

News Release

Post 2022.07.20

ESGをテーマとしたマスターリース、
プロパティマネジメントサービスの展開を目指す

株式会社GREENING(東京都渋谷区、取締役CEO:関口正人、以下「グリーニング」)は、企画運営する商業施設「reload」にて、GOYOH社の不動産ESG管理ツール「EaSyGo」の商業施設向けバージョンを活用した実証実験を81日(月)より開始します。今年4月から5月にかけて実施したkomham社のバイオマス処理システムの導入につづく、第二弾の実証実験です。

本実証実験は、ESGをテーマにしたマスターリース、プロパティマネジメントを独自の施設運営サービスとして展開するための取り組みです。展開する、社会の重要課題に取り組むスタートアップを支援するアクセラレータープログラム「オープンネットワークラボ Onlab ESG」参加企業・サービスをはじめとする様々なESG関連スタートアアップと連携します。今回の実証実験においては、施設・店舗運営による廃棄物の排出量可視化と削減をするべく、GOYOH社による不動産ESG管理ツール「EaSyGo」の商業施設向けバージョンを導入します。可視化により、テナントに排出量の低減に向けた啓蒙をし、行動変容を促すことで、環境配慮型の施設運営を目指します。

不動産ESG管理ツール「EaSyGo

EaSyGo」はビルオーナーの脱炭素とESGによる不動産価値創出に向けて、不動産が生み出すESGのインパクトを可視化するデータ管理システムおよび視覚化、解析、改善とそのエンゲージメントのためのツールです。消費コストと温室効果ガスの削減を予測するモデリング・ツールも含まれます。この可視化情報をビル管理者やテナントに提供することで、運営の透明性の向上や、環境配慮に向けた行動の変化を促すことにつなげます。また、可視化、定量化によって、将来的に日本でも導入が進む見込みとなるグリーンリース領域やESG不動産投資領域にも役立て、ビルオーナーの経済メリット創出にもつなげていくことを目指します。

今回の実証実験に導入される「EaSyGo」の商業施設向けバージョンは、ESG各指標の算出基準に基づいたデータ管理システムと商業施設特有の運営・運用のためのダッシュボードを用意し、テナントに対して各指標に即したインタラクティブなエンゲージメントを実施します。水光熱消費と廃棄物などの環境インパクトや、経済インパクトや社会インパクトを可視化し、ビルオーナーとテナントとのコミュニケーションと行動変容により、ESGにおける効果・目標を共有し改善します。

EaSyGoは2021年のサービス開始以来、欧州・国内での最大手の不動産運用会社などで導入されているほか、大型の公的施設用地の再開発事業におけるESG施策ツールとしての活用事績があります。­­­

グリーニングはマスターリース、プロパティマネジメント業務を通じて「reload」のテナントと廃棄量の測定とデータ収集を進め、環境インパクトを可視化し、廃棄量改善に向けたテナントへの啓蒙を行います。施設管理のみならず、月次のテナント会からテナントを巻き込んだイベント開催など、テナントと一体となって施設を作り上げていくグリーニングならではのエリアマネジメント業務、施設運営力を活かして、テナントと向き合いながら目標設定から環境改善のための行動変容への啓蒙まで一貫してサポートします。

【実施内容】
・エネルギー消費解析・改善システムなどと連携した実績をテナントと共有
ESG目標のテナントへの啓蒙
・計測・効果測定のテナントとの共有
・目標達成への具体的な方法のテナントへの提供

グリーニングは、不動産の企画、プロデュースから運営に至る事業領域を一気通貫で手掛け、マスターリース、プロパティマネジメント、エリアマネジメント、飲食、ホテル、ウェディング、POPUPスペースなどを運営しています。当社が得意とするカルチャーを軸にしながら、今後はより一層ESGに注力したテクノロジーを提供するスタートアップとの連携を充実・強化していきます。「reload」での実証実験を皮切りに、ESGをテーマとしたマスターリース、プロパティマネジメントを、当社の不動産プロデュース事業と一体化したサービス、ソリューションとして展開していくことで、顧客が目指す環境配慮型の施設運営を提供します。

以上

株式会社GOYOHについて
GOYOHは不動産にとって次世代の付加価値となるソフト価値を付加する不動産ESGサービス「EaSyGo」を展開しています。グローバルな機関投資家や不動産オーナーから求められるESG不動産分野での革新的なサービスを、グローバルに先進的なノウハウとテクノロジーを活用して提供しています。
https://www.goyoh.jp/easygo/

 株式会社GREENINGについて
私たちGREENINGのキーワードは「CULTURE DESIGN」、「GREEN TECHNOLOGY」、「DIGITAL TECHNOLOGY」。建築・飲食・ホテル・アート・デザインなどグッドセンスでリアルなカルチャーデザイン領域と、デジタルテクノロジー領域を融合させたハイブリットカンパニーを目指しています。

下北線路街とは
小田急電鉄株式会社による、小田急小田原線の代々木上原駅から梅ヶ丘駅間の鉄道地下形式による連続立体交差事業および複々線化事業により新たに創出された鉄道跡地約 1.7kmにわたる開発エリアの名称。開発コンセプトを「『BE YOU.』 シモキタらしく。ジブンらしく。」とし、新たなチャレンジのきっかけづくりとなる「支援型開発」を推進しています。
https://senrogai.com/

reloadとは
小田急電鉄株式会社が推進する1.7kmの鉄道跡地開発プロジェクト「下北線路街」において、下北沢駅と東北沢駅の中間に位置する商業空間。回遊と滞留をコンセプトにした大小様々な建物が軒を連ねる路地裏のような場所から、顔の見える個性豊かな仲間たちとシモキタの新しいカルチャーを共創していくユニークな「個店街」です。GREENINGは施設のマスターリースをし、テナント誘致や、開業販促、施設運営やエリアマネジメントなど、開業期から運営に関わるプロジェクトを担います。
https://reload-shimokita.com/